飲食店向けお役立ち情報

飲食店における新型コロナウィルス対策まとめ

2020.07.08

新型コロナウイルス感染症の影響を受けられている飲食店の皆様、心よりお見舞い申し上げます。

新型コロナウイルス感染症は、今後第2波、第3波の感染流行が予想されており、長期的な対策が求められています。中でも飲食店は、新型コロナウイルスの感染拡大の条件となる密閉された空間であり、多数のお客様がマスクを外した状態かつ近距離での会話を楽しむ場所でもあります。これから営業を再開する店舗、また既に営業を再開している店舗も従業員とお客様の安心・安全を確保するため必要な対策を取っていかなければなりません。

沖縄県では、営業を再開する事業者には感染防止対策のガイドライン作成と順守を求めています。マスクの着用や咳エチケット等による予防策はもちろんですが、飲食店の皆様が今後安全に事業を開始していく際に、感染リスクを少しでも減らすためにはどのように対策に取り組んでいったら良いかについて纏めました。

 

【飲食店向け】新型コロナウイルス対策

飲食店の再開は、お客様のみならず従業員の安全も確保しながら、営業しなければなりません。特にお客様から安心して使っていただくためには、十分な感染防止策を検討する必要があります。

以下では、飲食店における適切な感染防止対策として、基本となる「3つの『密』(密閉・密集・密接) の防止」を中心に、「従業員向けの対策」と「利用客向けの対策」について今日からでもスタートできる対策項目を紹介します。

 

3つの密を避けましょう!

1.密閉空間にしないよう、小まめに換気をしましょう!

お店のレイアウトにもよりますが、換気が悪いと容易に密閉空間になってしまう可能性があります。適宜、換気扇を回すとともに、定期的な外気の取り入れを行いましょう。

2.密集場所とならないため、対人距離の間隔をあけましょう!

ソーシャルディスタンスを保つためにも、「客席の距離をあける」「人数の制限を行う」「座席の配置や配膳を工夫する」などを行い、適切な対人距離を保ちましょう。なお、距離は可能であれば2m程度、少なくとも1m以上あけるのが良いとされています。

 

3.密接場面を作らないよう、近距離での会話や大声などは避けましょう!

飲食店では、マスクを外す時間が長くなりがちです。一方で、密接した会話はウイルスを含んだ飛沫を飛び散らせることがあります。店内では大声を控えてもらうなど、飛沫が飛ばないよう周知しましょう。

 

従業員向けの対策

4.店内の消毒や従業員の手洗いを徹底しましょう!

ドアノブやメニュー、テーブルなど複数の人の手が触れる場所は、アルコール等での消毒を徹底しましょう。また、利用客との共用となる部分については頻繁に消毒を行うとともに、従業員は正しい手洗い方法を身につけて、丁寧に手洗いをすることが大事です。

5.従業員の体調管理に気を配りましょう!

出勤時や従事前には定期的に健康チェックを行い、特に従業員の体温は必ず確認するようにしましょう。 午後に熱が上がる体質の人もいるため、体温何度を基準にするかは判断が難しいですが、一般的に言われている「37.5度以上」と「咳の有無」は、ひとつの目安になるかと思います。

 

6.使用済みの食器やゴミは適切に処理しましょう!

利用客の使用した食器やゴミ類を取り扱う際は、必ず清掃用の手袋を着用して、確実な洗浄や廃棄を徹底しましょう。

7.食品などの提供方法に気を配りましょう

利用客によるトング、箸を用いた料理の取り分けを避けるため、できるだけ個別に提供することを心がけてください。

 

利用客向けの対策

8.利用客の健康確認を行いましょう!

ご予約いただく際には、体調不良や高熱のお客様のご利用は遠慮してもらうよう、予めお願いをしましょう。こちらも目安は、従業員と同じ「37.5度以上」と「咳の有無」がひとつの基準と考えられると思います。

9.入店時の手洗い・消毒をお願いしましょう!

店舗入口や手洗い場などにアルコール消毒液を設置し、入店の際には手指の消毒をお願いしましょう。

 

10.長居にならない工夫をしましょう!

密閉された空間に長時間いることは、リスクに繋がります。あらかじめ利用時間などを
定めるなど、短時間の利用としましょう。

この他、

  • 電子マネー等の非接触型決済を導入する
  • 大皿での提供を避ける
  • 真正面の座席配置を避ける
  • レイアウトをゾーニングして、観光客と県民をそれぞれ別の席に案内する
  • お酌やお猪口の回し飲みは避けるよう注意喚起をする

など、利用客の属性や飲食店の業態に応じて、独自の感染予防対策を工夫して講じていくのが良いでしょう。

 

お店から感染者を出さないために(まとめ)

お客様に安心して飲食を楽しんでいただくためには、どの飲食店に携わる人々もこれまで以上の健康管理と衛生管理の徹底が不可欠です。そして健康管理と衛生管理は、新型コロナウイルスだけに限った話ではなく、他の感染症や食中毒にも関わってくる話です。

思いもよらぬことが感染源になってしまうケースもあるため、日頃から注意を怠らず、対策を店内できちんと共有し徹底していかなければなりません。以下に、感染防止のために取り組むべき主要な対策について、簡単なアイコンを作成しました。ご自身の店舗がちゃんと対策を取れているかどうかのチェックリストとして、また店舗が適切な対策を行っていることのお客様への告知として、ご自由にご活用ください。

※以下画像をクリックするとPDFファイルが開きます。

 

外食業の事業継続のためのガイドライン

5月14日、日本フードサービス協会は新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針に基づく「外食業の事業継続のためのガイドライン」を発表しました。

ガイドラインでは飲食店が事業を再開するにあたって、現場の実情に配慮しながら3密(密 閉、密集、密接)を避け、手洗いなどの衛生管理の実施、人と人との間隔の確保などを通じて、客と従業員の安全を確保するための参考となる対策が示されています。

新型コロナウイルス対策に取り組んでいくにあたり、もっと詳しく知りたい方やマニュアルやガイドラインを緻密に整備された方は、この「外食業の事業継続のためのガイドライン」を参照しながら行うことをお勧めします。

外部サイト:外食業の事業継続のためのガイドライン(一般社団法人 日本フードサービス協会)

 

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